乗って楽しい 日産の車

こんなのあったの?スカイライン クロスオーバー

日産って、やっぱ売るの下手、こんなにイイのに・・・。

 

まず、名前が下手ですね「スカイライン クロスオーバー」。

 

まるでプロトタイプ段階の名前でしょ。投げやり感さえ漂います。

 

一方、内容はかなりイイ感じです。

 

まるで欧州車のようなボディとサスペンションを持つスカイラインがベースのSUV。日産の高級FR用シャシーがベースだからやっぱり違う。そしてエンジンはVQ37VHRというVQ型3700ccの一本勝負。さらに!(ここが重要)狭い内装=高級感がたまらない魅力となっています。
(売れなくて知名度高ければさらに魅力アップ)。

 

スカイラインクロスオーバーは全長短めでフロントが長い。そのため、室内は狭い。リアシートに人が乗るのは辛く、特に乗り込みにくい。シートバックだってコンパクトカーのように立っている。また同サイズのミニバンと比較すれば荷物だって載らない。そればかりかフロントシートだって下半身の包まれ感あるために広々といは言い難い。

 

しかしこれら全てが余裕と言い換えられるもの。広さや実用性を重視すれば、それはラグジュアリーではありません。無駄があるからこそ余裕を感じるわけです。

 

例えばトヨタには「ハリアー」や「マークXジオ」といったプレミアムをうたった同じようなクルマがありますし、日産にも「ムラーノ」という上級SUVがあります。

 

しかしこれらは大衆車がベース。場合によってはミドルクラス以下から同じような共有部分を有し、駆動方式はもちろんFFがメイン。エンジンも4気筒低排気量がラインナップされ、その4気筒エンジンがメイン。乗ってもプレミアムでもSUVぽくも何にもありません。
クラウンとかあんなセダンは嫌いだから、何か面白いクルマが欲しいという人に用意されただけの、軽薄な面を持つなんちゃってプレミアム。

 

ハリアーだってそりゃ見た目は立派です。かっこいいです。十分自慢できます。でも4気筒エンジン搭載グレードに試乗すれば、まるで・・・あのエンジンで雰囲気を台無しでしょ。低価格だけをウリにしているクルマと大きな違いはありません。

 

その点、スカイラインクロスオーバーは、内容がラグジュアリー。余裕あるシャシーに余裕あるエンジン。

 

SUVに期待することは何だろう?やはり一般的乗用車より上級な感覚。ちょっと高級な洗練度。だとするとスカイラインクロスオーバーはうってつけなんですね。都内を走っても恥ずかしくない、結婚式にも乗っていけるSUV、最近スーツを着る機会が減った、などなど、積極的に選べる内容を持つプレミアムSUVといえますこのスカイラインクロスオーバー。

 

やっぱり良いですFRベースのSUV

 

スカイラインといえば、V35以降、わかりやすいFR感覚が魅力。ステアフィールとかエンジンブレーキ時の感触とか。クロスオーバーでもそこは変わらず、パワステは軽めに感じられたけど、切り込んでも戻しても、それこそ時速40キロ以内でハンドルを切るだけでFRの良さを感じられます。

 

またブレーキング時、リアタイヤにエンジンブレーキが掛かるだけで、リアが伸びにくくて安定。シフトダウン時の衝撃だって、フロントにガツンと来るよりよほど快適。
そしてサスペンションのキャラクター、加速時にグッと沈み込んでくれるリアサスペンション。リアは固めるだけのFF車とは違ういます。コーナー脱出が快感です。本当はコーナーインの辺りからリアサスが縮んでくれればもっといいのですが。

 

V6なんだ・・

 

エンジンは日産お得意の6気筒、VQ型。型式は「VQ37VHR」。

 

排気量大きいのでもちろん低回転からパワーはあります。交差点の立ち上がりで横滑り防止装置をOFFにしてアクセルを全開にすれば、タイヤは少しだけですが、気持ちキュルキュルとホイールスピンを始めます。姿勢は乱れない。タイヤが粘っているのか、横滑り防止装置が完全にはOFFにならないのか?

 

タイヤの銘柄は未確認ながら、パワー的には8気筒クラスと比較してもそう違いはないほど。同じ日産車でもエルグランドの場合には3500ccでも余裕はありませんが、スカイラインクロスオーバーならこれでOK。ギヤ比に関する考え方も違うのかもしれません。一般の幹線道路ではずっと変わらぬ制限速度がある以上、これで不満がでることは少ないはず。

 

エンジン型式はVQ37VHR。率直に言って回転フィールはいかにもVQといった感じ。VQ37VHRでは一応高回転型ということだけど、ほんとにそう?まあなんか、全開で加速していく感じはVQ35HRと大差ない。

 

大きく違うのはスロットル特性。VQ35HRを搭載したセダン、めちゃくちゃなフィーリングで運転しにくかった。もう普通に、完全に初期の頃の電子制御スロットルのそれ。唐突すぎてどうしようもない。それがVQ37VHRになり、普通に乗れる感じになりました。

 

特性的には3000回転〜4000回転といった中回転でパワー感を感じさせるエンジン。個人的に一番美味しい部分はココかなと。

 

比較すればトヨタのV6(2GR・4GR)は高回転ではじけるようなサウンドを出します。低回転ではジェントルだが高回転では少しだけ”安っぽい音”と言えなくなくもない。「演出過多」なんでしょうか。ただしこれぞ日本のエンジン!といった感じで精密な感じが伝わってきます。高級感という点ではこちらの勝ちでしょう。

 

個人的にはトヨタの3GRや2GRよりVQ37VHRの落ち着いた感じ?が好み。VQ37VHRの方がエンジンノイズがちょっとマイルド。ただしペダルに伝わる振動はあったり上品とはいえず、スロットル特性はトヨタの3500ccの方が落ち着いてる。マークXもクラウンも。
だから落ち着いてるという表現が正しいかわかりません。ちょうど今、言葉が出てこないw。

 

ハナシは戻って新しい世代のVQ、よく言えば図太い低音。メカニカルな音より低めの音質が室内に入ってくる。こんな音がアイドリングでも聞こえる。窓を閉めていても室内に入ってきます。車両価格は高価だけどサルーンって感じではない。
ということで、多気筒エンジンといっても日本車的な6気筒とはちょっと違う。直列6気筒のRBとか、もっと上品だったじゃない。

 

エンジンフィールの嬉しい点としては、初期の頃のVQエンジンで欠点であった高回転は普通に回ります。盛り上がりのないVQ35DE、レスポンス悪い上に踏んでも遅い。思い出します。

 

これはこれでいいんですが、管理人としては、3L未満の直6も積んで欲しかったです。こんだけロングノーズでFRなのに何でV6だけ?直6の展開を勝手に希望します(笑)

 

ライバルは?

 

ライバルが難しいこのクルマ、あえて言えばレクサスRXでしょうか。

 

レクサスRXには、4気筒エンジンの「270」というグレードが追加されました。価格はスカイラインクロスオーバーと同程度。内装はRXの方が高級感あり、外装デザインは優雅というより力強いイメージ。

 

レクサスに実用系4気筒エンジンというのは、如何なものでしょう?ただし一般的には高級に見られます。お金持ちなイメージもします。ディーラーのサービスも極上です。コーヒー美味しいしゆったりソファでタバコが吸える席がある。どちらがいいか大いに悩める選択肢。

 

 

このクルマって。。

 

内容はすごくイイんですこのクルマ。

 

なのに、何で名前が”スカイラインクロスオーバー”??スカイラインベースの急増品と思われてもしかな無いでしょ。

 

スカイラインベースでも、こんだけイイ車作ったのに、名前でこけてる感アリアリで残念でたまりませんね。
ただし、人気出ない事間違いありませんから、5年後くらいの中古車価格が楽しみです。

 

え?、北米での名前は「インフィニティEX」だって?やっぱり日本じゃ売る気ないんですね。

 

 

 

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